vintageにおけるいろんな理論
2015年1月14日コメント (5)ここ数年、vintageも大きく状況が変わってきまして、10年メタが動かない、なんて言われてた時代からすれば、
今のvintageトップデッキのほとんどは「最近参入してくれてカード揃ってないのかな?」というものばかりだったりします。
先日のPAC後に笑いながら懐かしみながら話してましたが、
tinker → 12/12 なんて流れになると、正直微笑ましくもなります。
コピーされてにらみ合うし、大抵はSSでハンドに帰っていく。
そもそもtinkerを通してしまった時点で第一の攻防の勝敗が付いているのに、
にらみあったり、追放されて相手の場に登場したり、最近は見ないですがリリアナでライブラリに戻ったり、jaceで手札に帰ったりもします。
大部分で勝敗に直結しないどころか、返しで負ける。
それでも死ぬときは死にますが、エロま!さんと昔話した「tinkerのその先には」。
僕はその先がなくなるなんて思っても見ませんでした。
少し前にJDTという言葉が流行った気がします。
その多くの場合は、
jace 2、Dack 1、Teze 1 という定石だったのですが、
これも今は昔の話しで、4マナ払ってjaceで3枚。それならいいのですが、2枚戻す。
昨今の1マナで3枚引く行為に比べて、4マナ払って3枚引いているだけでも弱いのに、更に2枚戻すというのがあまりにナンセンス過ぎるんですね。
若干前置きが長くなりましたが、僕の好きな理論の中に、エロま!さんがよく言う「新しいカードが入ったデッキの方が強い」理論があります。
vintageという成熟し切ったフォーマットの中では、もはや自動的なメタの入れ替えは望めません。
いろんなデッキの栄枯盛衰の裏でありながら、長らくMUDというデッキが1線にいますが、MUDが常勝しているからと言って、CSが増えて、
CSが増えるからオースが増える、とかそういうことも聞いたことがないです。
当たり前ですが、強化されるので新しいカードが入る。
つまり、新しいカードがより多く入ったデッキの方が、強いというのは大雑把な目安ですが、正しいものがあります。
加えて、正しい対処法が確立していない状態だと、それぞれのデッキパワーはとても高いので、一気に勝ち進んでしまいます。
結果、何が言いたいかというと、今のvintageメタだと、宝船の巡航は少し強すぎるかもしれません。
このカードは多ければ多いほどいい。
1/19禁止改訂を乗り越えられるのかなぁ。
乗り越えられないような気がします。
少なくとも、他のカードで何らかのテコ入れはありそう。
気に入っているのでもう少し使いたいんだけど。
これは本当に本当ですが、
レガシーのデッキの
ギタクシア派の調査・brainstorm・速槍を定業・gush・MM・SS・dackに適当な量に変えたら十分強いvingtageデッキになります。
それこそ、速槍は残してもいいかも。
コメント
すみません、お聞きしたいのですがヴィンテージ始めたいと思ってカードを集め始めましたが
どんなデッキがあるとか、なかなかわからないので
ヴィンテージについて書いてある?良いサイトご存じないでしょうか?
アンリコ、Time Walk、Mox Sapphire、Black Lotus、Bazaar、Workshopなどのお約束のカードを除けば今のヴィンテージ界を見渡してみると
宝船の巡航、YPM、MM、ダク、磁石のゴーレムなど新世代のカードで構成されているようなものですものね。
ハイドラさん!!
実在したんですね!
素敵なコレクションいつも拝見しています。
このあたりわかりやすいですよ。
日本vintage選手権top8
www.bigmagic.net/gpshizuoka2015/coverage/059.html
あと、これをいつも見てチェックしています。
www.mtgdecks.net/formats/view/Vintage
vintageっぽいことがしたいなら、
tezzerator・jace/snap control
最近の流行りならgush aggro
workshopを持っていればMUDがとても強いです。
すごく昔は、黎明期の壊れたカードを使うところ
少し前は、古いスペル、新しいクリーチャー
今は、新しいスペル、クリーチャーに、過去の壊れたカードで味付け
くらいの感覚ですね。
あとは禁止されたカードが使えるのがおもしろいですね。
あと最近のセット自体が下の環境意識した内容になってるのが多いってのもあるんじゃないかなと思います。
一昔前やと全色MOXが入らないデッキが頭角になるとは思わなかったし・・・ww