明日の朝、5時半に起きて福岡に旅立たなければならないのだが、どうして眠らずにこんなことを書いているかというと、
それはmtgの歴史において大切な瞬間を目撃しているからに過ぎないからだ。

近代mtgにおいて、最もカードパワーが高かったカードと言えば、それはジェイスになるだろう。
では、最も壊れたカードと言えば、それはむかつきに違いない。
通れば勝てる5マナのカード。
このカードは全ての環境に多大なる影響を及ぼし、禁止カードどころか、ルールまで。
・・・変えた。

しかしそれも過去の話になる。
今回mtgは4マナでそれを上回るカードを世に出してしまった。

炎の中の過去。
近代ではなく、全てのmtgの歴史の中で、最も壊れたカードが帰ってきた。

4マナで墓地のインスタント・ソーサリーはフラッシュバックを持つ。
こんなカードは過去に1枚を除いて今まで見たことがないよ。

一番してみたかった動きはこう。
炎の儀式→炎の儀式→煮えたぎる歌→魔力変→炎の中の過去→炎の儀式(2回目)→炎の儀式(2回目)→煮えたぎる歌(2回目)→魔力変→思考停止(対象自分ストーム10)→思考停止(対象自分が6~7、相手にいくつか)→(ライブラリ全て墓地へ)→いろいろやって相手に思考停止。

この動きで最もポイントとなることは、
炎の中の過去を使った場合、フラッシュバックが可能となるカードはどこまでか?
①炎の中の過去の解決時に墓地にあるカードのみ
②チャネルのようにそのターン墓地にあるカードは全て

この疑問に関して、僕が最も信頼するmtgプレイヤーの一人であるくーやんに聞いてみた。
彼は僕の知る限り、最も強くそして理知的なプレイヤーだからだ。

「唱えた瞬間じゃないですかね?」

となると、一つの疑問が生じる。

確か墓地のカードは入れ替えてもよくなったはず。
思考停止を使った後に、自分の墓地をシャッフルし始めるとわからなくなる。
区別がつかないので、やはりチャネルなのではないかと聞いたところ、

「ルール変えるか、森の知恵みたいにモラルに任せるか?」

出た。ルール。壊れたカードはルールまで壊す。
触れば精密機械を壊す為、壊し屋と呼ばれた僕のようだ。
後に、壊し屋は天文学を大学で学ぶことになるのだが、割り当てられた彗星の観測をしようとした矢先、何故か彗星が消滅してしまい壊し屋は”スターブレイカー”と1週間くらい呼ばれることになるのだが、それはまた別のお話。

・・・仕方ないね。

となると、ギミックとして炎の中の過去をフラッシュバックするというギミックは必要になってくるのかもしれない。

レガシーだと
2マナ+4マナが揃って思考停止を使ってから炎の中の過去を使えば勝ち。
マナがなくなった場合、墓地にある有毒の蘇生→SSS→ギタクシア派の調査で再びストーム開始。

ヴィンテージだと、
墓地に落としたY’s willをフラッシュバックしたら勝ち。

メインに入るであろう撤廃が墓地対策も兼ねることができるので、これは結構おもしろいかもしれないよ。
久しぶりにakにも出番があるかもしれないね。

コメント

くーやん
2011年9月19日1:51

モダンが一番活躍しそうですね~ってか思考停止のある環境は墓地入れ替えちゃダメですww

ってか単純にベルチャーとかストーム系のデッキが全ぶっぱしてきて巣穴なりテンドリルなりをもみ消しなりFoWなりした次のターンにこれからもう一回ストーム開始とかやられるのはイギーには出来ないことなんで相当ウザいですねww

2949某太郎
2011年9月19日9:52

>確か墓地のカードは入れ替えてもよくなったはず。

エターナル環境は変えたらだめですよー

King D
2011年9月20日1:13

>くーやん
使って楽しそうなカードだよね。

>2949
そうだった。エターナルは変えちゃ駄目だった!
・・・ってわかってるよ(笑)

変えていいフォーマットで使えるってことは、チャネルの希望も残っているのかと思ったんだ。

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