mtgのルールは本当に難しい
2010年2月12日という訳で。
昨日のPROとの会話に触発され、
WWK絡みで間違えやすいことをまとめてみた。
ところどころvintage視点です。
・キッカー呪文はキッカーされても1つの呪文
→キッカーされた呪文を対象にforkを使った場合、キッカー込みの効果が複製される
・ゼンディコン
→フェッチランドにつけても普通にクリーチャー化する。相手の除去やブロックに対応してフェッチを起動した場合、土地が場に出る上フェッチは手札に戻る。
・赤緑ミシュラランド
→能力は複数回誘発する。(2RG)*2を払ってアタックした場合、いきなり5/5になる
・thada
→アーティファクトをプレイするのは戦闘フェイズではなく第2メイン。当たり前ですが大切なこと。アーティファクトプレイに対してfowされ、mana drainしても、次にマナが出るのは次のターンの第1メインフェイズ。
某掲示板でvault+keyを揃えてもらった後、H’s recallで手札に・・・と言うツッコミがあったがこういう状況は発生するのは、
ライブラリを見た時にH’s recall(他tutor)が手札にあるのかライブラリにあるのかさえ把握していないということ
・バザールの交易商人
→magus of the unseenを使って一時的にアーティファクトのコントロールを得た場合、プレイヤーを自分を対象とすることで永続的にコントロールを得ることが出来る
・跳ね返りの罠
→跳ね返りの罠自身を対象とすることでfowやmana drainを打ち消すことができる(正確には対象を変更し、通したいスペルを通す)。
mana drainの対象を跳ね返りの罠自身にした場合、効果が解決されmana drainの対象は跳ね返りの罠になるが、既に罠は解決されてしまっているのでフィズる。
つまり発生するマナは0マナ。
※挙動はmisdirectionと全く同じ。
・死の影
→ライフ分の-X/-X修正を受けて場に出る。なので、伏魔殿はできない。
便宜上、0以下のライフは0と見なされがちだが、ライフは0以下の数値を取ることもある。
例えば、白金の天使が場に出ている時に、火山の乱暴者を場に出し乱暴者と自分に100万20点!と言えばライフは-100万になり、死の影は1マナ100万13/100万13になる。
ここからはマゴーシ関係。
昨日のPROのマゴーシを使った無限ターン案だが、このターンというものは”同一ターン時にターンを飛ばし、得た場合は相殺される”ため非常に難しい。
まず、vintageでよく使われるターン関連の話
・meditateで4枚ドロー。次のターンを飛ばす。しかしその4枚の中にtime walkがあったのでそれを使用→次のターンを飛ばし、得た為相殺される。結果、相手の通常の1ターンが終われば、こちらにターンが帰ってくる。
・meditateで4枚ドロー。次のターンを飛ばす。その4枚の中にkey+vaultがあり無限ターン・・・と思いきや、次のターンは飛ばされているので相殺。相手のターンが終わった後にようやく無限ターンに入れる
・ハンデスを使用する相手に、time walkを終盤に使って劇的にターンを得たい時があれば、time walkを使用した後にtime vaultをアンタップ。time vaultにtime walkを一度だけ刻印したようなことになる
ターンの話になると基本、時エイトグの話になりますがよく見かけるのはこれくらい。
時の精霊はターンには関係ないけれど、召還されたものを時を巻き戻すという点では非常に秀逸。
あと、Amulet of Vigor*2,magosiが何故無限ターンに入らないかと言うと・・・
場:Amulet of Vigor*2,island
手札:magosi
①magosiを場に出す(タップイン)
②Amuletが2回誘発する
③1度目の誘発を解決しアンタップした後、islandとmagosiでeon counterが乗り次のターンを飛ばす
④2度目の誘発を解決しアンタップした後、magosiをタップ。ターンを得てmagosiは手札に戻る。
結果:ターンを飛ばしてからターンを得たので相殺され、通常通り相手のターンに移る
となります。
6版以降時にわずかに存在したフェイズ0(ターンとターンの間)が存在すれば、
フェイズ0時にmagosiをタップすることでターンを得ることができたのですが・・・
現在はもちろんフェイズ0は存在しないのでそれは無理です。
では、magosiで無限ターンに入るにはどうすればいいか。
①Amulet*2,island,magosi,Rings of Brighthearth
これが一番簡単ですね。1ターン飛ばして2ターン得る。それで済みます。
②magosi*2,Rings of Brighthearth
magosiで一回はターンを飛ばして、得た2ターンのうち1ターンでもう一つのmagosiにカウンターを乗せる
いろいろ考えたのですが、
eon counterという専用のカウンターがネックで、これを倍増したとしても手札に戻るから意味がなかったりと実はなかなか難しい。
このeonカウンターを置くためにはどうしてもターンを1度飛ばさなければならず、それをもみ消しするとカウンターすら乗らない。
つまり1ターン飛ばして2ターン得るという非常にシンプルな構成しか現実的にはなさそうです。
となるとどうしてもringsに頼るしかないんですね。
fastbondもガラクもカウンターがあるので特に効果はないです。
そんなこと面倒な無限ターンをするくらいなら
時の篩/Time Sieve + 弱者の剣/Sword of the Meek + 飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry + 5マナで無限ターンに入った方が強そうですね。
色もUBで済むし。コンセプトにもはまるのでしっくりきそう。
ただ、残念なことはsword+thopterが揃った時点で無限ターンに入らなくても勝ててしまうという点。
昨日のPROとの会話に触発され、
WWK絡みで間違えやすいことをまとめてみた。
ところどころvintage視点です。
・キッカー呪文はキッカーされても1つの呪文
→キッカーされた呪文を対象にforkを使った場合、キッカー込みの効果が複製される
・ゼンディコン
→フェッチランドにつけても普通にクリーチャー化する。相手の除去やブロックに対応してフェッチを起動した場合、土地が場に出る上フェッチは手札に戻る。
・赤緑ミシュラランド
→能力は複数回誘発する。(2RG)*2を払ってアタックした場合、いきなり5/5になる
・thada
→アーティファクトをプレイするのは戦闘フェイズではなく第2メイン。当たり前ですが大切なこと。アーティファクトプレイに対してfowされ、mana drainしても、次にマナが出るのは次のターンの第1メインフェイズ。
某掲示板でvault+keyを揃えてもらった後、H’s recallで手札に・・・と言うツッコミがあったがこういう状況は発生するのは、
ライブラリを見た時にH’s recall(他tutor)が手札にあるのかライブラリにあるのかさえ把握していないということ
・バザールの交易商人
→magus of the unseenを使って一時的にアーティファクトのコントロールを得た場合、プレイヤーを自分を対象とすることで永続的にコントロールを得ることが出来る
・跳ね返りの罠
→跳ね返りの罠自身を対象とすることでfowやmana drainを打ち消すことができる(正確には対象を変更し、通したいスペルを通す)。
mana drainの対象を跳ね返りの罠自身にした場合、効果が解決されmana drainの対象は跳ね返りの罠になるが、既に罠は解決されてしまっているのでフィズる。
つまり発生するマナは0マナ。
※挙動はmisdirectionと全く同じ。
・死の影
→ライフ分の-X/-X修正を受けて場に出る。なので、伏魔殿はできない。
便宜上、0以下のライフは0と見なされがちだが、ライフは0以下の数値を取ることもある。
例えば、白金の天使が場に出ている時に、火山の乱暴者を場に出し乱暴者と自分に100万20点!と言えばライフは-100万になり、死の影は1マナ100万13/100万13になる。
ここからはマゴーシ関係。
昨日のPROのマゴーシを使った無限ターン案だが、このターンというものは”同一ターン時にターンを飛ばし、得た場合は相殺される”ため非常に難しい。
まず、vintageでよく使われるターン関連の話
・meditateで4枚ドロー。次のターンを飛ばす。しかしその4枚の中にtime walkがあったのでそれを使用→次のターンを飛ばし、得た為相殺される。結果、相手の通常の1ターンが終われば、こちらにターンが帰ってくる。
・meditateで4枚ドロー。次のターンを飛ばす。その4枚の中にkey+vaultがあり無限ターン・・・と思いきや、次のターンは飛ばされているので相殺。相手のターンが終わった後にようやく無限ターンに入れる
・ハンデスを使用する相手に、time walkを終盤に使って劇的にターンを得たい時があれば、time walkを使用した後にtime vaultをアンタップ。time vaultにtime walkを一度だけ刻印したようなことになる
ターンの話になると基本、時エイトグの話になりますがよく見かけるのはこれくらい。
時の精霊はターンには関係ないけれど、召還されたものを時を巻き戻すという点では非常に秀逸。
あと、Amulet of Vigor*2,magosiが何故無限ターンに入らないかと言うと・・・
場:Amulet of Vigor*2,island
手札:magosi
①magosiを場に出す(タップイン)
②Amuletが2回誘発する
③1度目の誘発を解決しアンタップした後、islandとmagosiでeon counterが乗り次のターンを飛ばす
④2度目の誘発を解決しアンタップした後、magosiをタップ。ターンを得てmagosiは手札に戻る。
結果:ターンを飛ばしてからターンを得たので相殺され、通常通り相手のターンに移る
となります。
6版以降時にわずかに存在したフェイズ0(ターンとターンの間)が存在すれば、
フェイズ0時にmagosiをタップすることでターンを得ることができたのですが・・・
現在はもちろんフェイズ0は存在しないのでそれは無理です。
では、magosiで無限ターンに入るにはどうすればいいか。
①Amulet*2,island,magosi,Rings of Brighthearth
これが一番簡単ですね。1ターン飛ばして2ターン得る。それで済みます。
②magosi*2,Rings of Brighthearth
magosiで一回はターンを飛ばして、得た2ターンのうち1ターンでもう一つのmagosiにカウンターを乗せる
いろいろ考えたのですが、
eon counterという専用のカウンターがネックで、これを倍増したとしても手札に戻るから意味がなかったりと実はなかなか難しい。
このeonカウンターを置くためにはどうしてもターンを1度飛ばさなければならず、それをもみ消しするとカウンターすら乗らない。
つまり1ターン飛ばして2ターン得るという非常にシンプルな構成しか現実的にはなさそうです。
となるとどうしてもringsに頼るしかないんですね。
fastbondもガラクもカウンターがあるので特に効果はないです。
そんなこと面倒な無限ターンをするくらいなら
時の篩/Time Sieve + 弱者の剣/Sword of the Meek + 飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry + 5マナで無限ターンに入った方が強そうですね。
色もUBで済むし。コンセプトにもはまるのでしっくりきそう。
ただ、残念なことはsword+thopterが揃った時点で無限ターンに入らなくても勝ててしまうという点。
コメント